FC2ブログ

NO MAN NO CRY

好きなものがたくさんあって楽しい。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |



私のように推しのこと好き好き大好きな推し全肯定型ヲタクが書くアルバムレビュー、あまり信用ならないのは百も承知なのですが、それでも今回の「WORLD'S END」がとにかく好きで愛おしい気持ちが抑え切れないので、文字にして残すことにしました。他にもいろんな方がこのアルバムについて理知的に感想を書いていますが、私なりの解釈について書いてみます。もっとこう、ちゃんとしたレビューを読みたい方はぜひ下のリンクにも飛んでみてください。

lyrical school「WORLD'S END」を聴いた - Real Life Journal.

lyrical school「WORLD'S END」私的ライナーノーツという名の感想 - たにみやんアーカイブ(新館)


1. -PRIVATE SPACE-

アルバム発売前、himeちゃんから「わたしskitがいいアルバム大好きなんだけど、今回の最初のskitめちゃくちゃいいから!」と言われていました。スターウォーズ的な世界を思わせる音楽にのせて、risanoが得意の英語で繰り広げるバトルシーン。なんだか「ただのアルバムじゃないぞ」感がすごいし、ワクワクする導入。タイトルも気が利いてるねって話はこの後書きます。


2. つれてってよ


作詞:SUEKKO LIONS© / 作編曲: 坪光成樹 高橋コースケ

skitから流れるように「OK Let's begin」からの「明日急に世界が終わる可能性があるなら 逆になにか映画みたいな出会いもあるかなぁ」で始まるこの曲。家の中で外を眺めながら「自分が映画の主人公になったら」って妄想する1人の女の子。1つ前のskitも彼女の妄想の世界だったことがわかります。テンション高めのバトルシーンから急にトーンダウンしたのは「バカみたい」って「急にハッと」我に返ったからなのかな。

夕方から夜になっても妄想は止まらず、まだ見ぬprinceが空飛ぶ絨毯や銀河鉄道に乗ってやってきて、部屋から連れ出してほしい、どこかに連れてってくれないかなって願う彼女。自分の部屋の中という居住空間にいながら、自分の妄想の宇宙空間へヒミツのデートに出かける。skitのタイトル「PRIVATE SPACE」はそんなダブル・ミーニングだったんですね。はいもう好き。絶対いいアルバム確定。


3. 消える惑星


作詞:SUEKKO LIONS© / 作編曲: 坪光成樹 高橋コースケ

夜が明けて、夢から覚める午前4時。この曲をどう解釈するかでアルバムの捉え方がそれぞれ変わってくると思います。「つれてってよ」が夕方から深夜にかけての曲で、この曲が明け方、しかも自分の部屋の中というシチュエーションなので時系列が連続しているようにみることもできますが、私は逆になんか映画みたいなストーリーの始まりだと思ってます。ここからアルバムのラストまでは「つれてってよ」の彼女が妄想したストーリー、もしくは夢の世界。目が覚めて、朝ごはんを作って、彼にモーニングコールするところから始まる映画のオープニングにあたるのがこの「消える惑星」です。risanoの歌い出しの直前に20世紀フォックス感のあるブラスの音が入ってるから余計にそう思うのかな。そしてめちゃくちゃいい曲です。


4. High5


作詞:BACCAS / 作編曲:Hercelot

テレビをザッピングしたらつまらないショッピングとかショッキングなニュースとかロッキーとかやってるらしいので、時間としてはテレ東が午後のロードショーをやってるお昼過ぎでしょうか。何をしてもうまくいかない日常だけど、近づく夏に何か起こりそうな予感がしてワクワクしちゃってる曲。はちゃめちゃに楽しい。特に2番からは「消える惑星」で夜明けとともに取り戻した街の喧騒から抜け出して、南国にドライブへ向かいます(脳内で)。 妄想の世界でさらに妄想を膨らませるみたいな、ドキドキが加速する1曲です。


5. 夏休みのBABY


作詞: 大久保潤也(アナ)&泉水マサチェリー(WEEKEND) / 作編曲:泉水マサチェリー(WEEKEND)

「夏到来!!」したので、いよいよ実際にビーチに向けてドライブに出かけちゃいます。「High5」でmix tape作って待ち望んでた夏がついにやってきました。夏用のプレイリストを流しながらビーチに向けてドライブです。

本来この曲は現体制第1段シングルとして2017年の夏にリリースされたので、今回のアルバム曲の中で一番最初にできていたと思うのですが、こうしてアルバムを再構成することにより「待ってました!夏最高!!」って文脈になっていて本当に素晴らしいです。アルバムの流れで聴くことによりシングル発売時にはそこまででもなかった旧曲を大好きになっちゃう現象ってたまにあって、Negicco「サンシャイン日本海」とかもそうだったんですが、この曲も改めてめちゃくちゃ好きになりました。ありがとうございます。


6. 常夏(ナッツ)リターン


作詞: Bose(スチャダラパー) かせきさいだぁ / 作編曲 : SHINCO(スチャダラパー)

himeちゃんが以前ネットサイン会で今回のアルバムについて「skitのあと1~4曲目くらいまでの並びが『コンセプトアルバム』って感じがして特に最高なの!」って語ってた通り、この曲で若干ストーリーの連続性は切れちゃうんだけど、「夏休みのBABY」と対照的に気だるい夏の情緒をいろんな夏曲や映画のタイトルを引用しながら、スチャ感たっぷりに歌うChillingな一曲。「夏にまだまだ期待大」ってあたりで女の子の夢見がちな性格がちゃんと貫かれてるのが分かって好きです。ただしこの曲はまだ解釈しきれていないところがあって、ラストの「永遠に続く夏休み 遠く蜃気楼ゆらめく夏少女」は誰のどの目線なんでしょうね。フェイドアウトで終わるのも思わせぶり。

関係ないけどりんご飴は美味しいし、リリスクの冷マを家の冷蔵庫に貼りたいです。


7. オレンジ



作詞: Ryohu(KANDYTOWN) / 作編曲:思い出野郎Aチーム

聴けば聴くほど大好きになる、夏の夕方のマジックアワーを歌った1曲。メンバー1人1人のロングヴァースがシンプルだからこそ、それぞれのキャラクターが出ていて好きです。特にminanちゃんが感情をこめてラップするときの表情や声に毎回感激します。シンプルな構成だけど、1人ずつ脚韻→頭韻→脚韻って感じで韻を踏む場所を交互にしているのが聴いていて楽しくて好き。risanoからhimeにマイクリレーする時にタラララってベースの音一発で急に陽が落ちた感じがして空気が変わるのも大好き。アナログ盤のB面がこの曲から始まるのもすごくいいですね。


8. CALL ME TIGHT


作詞: 大久保潤也(アナ) / 作編曲:Anutha

すっかり日が暮れてここからまた夜のターンです。大好きな人からの電話がかかってくる妄想→夢で会いたい→本当に会いたい→でも電話はかかってこないっていう展開。この曲の「君の嘘はミュージック 言い訳さえメロディ 沈黙のラビリンス その胸のハートビート 今は全部聞いていたいよ」って一節が大好きなのですが、よく考えたらこの主人公、大好きな相手から嘘とか言い訳とかしか喋ってもらってないんですね。それなのに「涙は独り占めしたらダメだよ 話をしようよ いくらでも付き合うよ」ってめちゃくちゃ優しく可愛く語り掛けるの、逆にめちゃくちゃ怖い。

思い返せば「消える惑星」で朝4時に起きて朝ごはん食べてモーニングコールかけて「何時に寝てるのかも知らないんだけど 7回目のベルで出なきゃ電話切るマイルール」ってのもけっこう身勝手だ。主人公の彼女は妄想いっぱいする子だけど、恋愛そのものは下手なのかもしれない。俄然愛おしく思えてきました。そもそも「HOLD ME TIGHT」じゃなくて「CALL ME TIGHT」なのもすごく可愛いぞ。


9. Play It Cool


作詞: MELLOW YELLOW / 作編曲: Anutha

「彼」に会いたい思いが募りまくった彼女、ついに家を飛び出してメトロに乗って、ドキドキしながらダンスフロアへと向かいます。この曲はパートによって彼女を迎え入れるCoolな演者側の描写と、メトロで移動する彼女の両サイドを歌っています。相変わらず彼女は急行に乗って降りたい駅を通過するなどのお茶目ぶりを発揮していますが、迎え入れる側(≒リリスク)は年中無休のHIP HOPでCoolにキメてて頼もしいです。少しずつ夜が更けてきました。


10. DANCE WITH YOU


作詞: 大久保潤也(アナ) / 作編曲:Anutha

ダンスフロアに到着しました。「High5」のころは「うまくいかない 何をしても」なんて思ってた子が、ブランニューな自分をドレスコードにしてティフィンでカンパイです。ここまできたらもうグイグイいくしかない!looking for meでlock onしてDANCE WITH YOUです。DJにボリューム上げてもらって接近戦に持ち込みます。なのに、大人ぶってティフィンなんて飲んじゃったからほろ酔いだし、君のこころ拳銃でバーン!ってやろうとしてもすぐに「やっぱ無理!」ってなります。可愛いな!!

でも君がアンニュイな日々からビビッドな世界に連れ出してくれた夜だから、これがずっと続けばいいって思うよね。ただしもうストーリーは終盤。次第に朝が近づいてきます。


11. Hey! Adamski!


作詞:ALI-KICK / 作編曲: ALI-KICK

「DANCE WITH YOU」でのパラダイムシフトを経て無敵状態に突入した彼女。「今度は私が連れて行く番!」ってことで銀河鉄道ではなくアダムスキー型UFOに乗ってついに宇宙へ飛び出します。でもこれは夢の世界の話。目が覚めれば終わり。ビートが止まったら終わり。「Play It Cool」の時は「音止まったって基本はI don't care」なんて言ってましたがそうはいきません。DJが音楽を止めれば全て終わってしまうのです。ずっとずっとずっとその先も「今」が続きますように。Let's Continue the SAGA.


12. WORLD'S END

作詞: 大久保潤也(アナ) &泉水マサチェリー(WEEKEND) / 作編曲:泉水マサチェリー(WEEKEND)

ついにその時が来てしまいました。何事にも終わりはつきものですが、「明日急に世界が終わる可能性があるなら」の明日はやっぱり来てしまうのです。だけど最後は松浦亜弥よろしく、めっちゃWALKING DEADでウキウキなラスト。no tearでfinishです。ラストには大好きなあの人と結ばれて、最後のキスをしながらWORLD'S ENDを迎えるのでした。

目がくらむ光に包まれてあえなくFeel The Endしたその先の世界はどうなっているのでしょうか。おそらく時計が4AMを示していて、いつもの町の静寂が広がっているのだと思います。彼とはまた今夜、夢の中で待ち合わせできるといいけど、でもそれって、昔の長編アニメみたいなループですね。



メンバーの魅力やスキル、HIP HOP的な文脈・引用などの話をほぼ全部取っ払って、コンセプトアルバムとしての「WORLD'S END」の魅力や私なりの解釈にスポットを当てて長々と書いてみました。私は名曲揃いな今作の中でも「Hey!Adamski!」が特に好きで、himeが「とにかくパーティーを続けよう! パーティーを続けよう! ずっとずっとずっとその先も『今』が続きますように」って叫ぶ瞬間に感極まってしまうのですが、「今が最高」「だけど最高な時間はずっとは続かない」ってことをlyrical schoolはこれまでもずっと歌ってきました。それこそ「ワンダーグラウンド」とかもそうです。これまでリリスクをずっと応援してきて、それでも今の体制にはなかなか馴染めずにいた人から、「リリスク、久しぶりに聞いたけど、あの頃大好きだった芯の部分は変わってなかった」って感想を何人かから聞きました。そう、大事なことはちゃんと受け継ぎつつ、今のメンバーにしかできない表現方法でそれをパフォーマンスしているのが今のリリスクだと思います。

私は「WORLD'S END」を主人公の女の子が妄想の世界で大好きな人と結ばれるまでの1本のストーリーとしてとらえましたが、もう一つの見方が可能です。これはアイドルファンなら避けて通れない文脈だと思いますが、主人公の女の子をアイドルオタク、my princeを自分の推しに置き換えるとどうでしょうか。「夢なら覚めないで」「ずっとずっとずっとその先も『今』が続きますように」。リリスクの最近のライブがどうにも楽しすぎるので自然と考えないようにしていますが、やはりその刹那的な目線に立つと鼻がツンとします。

このアルバムを聴いていいなって思った方はぜひこの夏のワンマンツアーなど、ライブに足を運んでほしいです。アルバムに収録されていないイイ曲、まだまだたくさんあります。「NOW!」では「永遠にNOWがいい!!」と叫んでいますし、「GIRLS QUEST」では「これは決して消えない冒険の書」だと歌っています。何よりメンバーはめちゃくちゃ可愛いくて、めちゃくちゃ楽しい時間を作ってくれます。メンバーにlock onされに、ぜひ会場に来てください。




・AppleMusic
https://itunes.apple.com/jp/album/worlds-end/1394572031

・Spotify
https://open.spotify.com/album/1H8FGph6u95bMRQFQgD45z

・AWA
https://s.awa.fm/album/3028d53b2bb88c719060/?playtype=copy_album&t=1529335936

・LINE MUSIC
https://music.line.me/album/mb0000000001674d1e

・Google Play Music
https://play.google.com/music/preview/Bffy4rpf7vui2epjgehirsssc7q?t=WORLD_S_END_-_lyrical_school
スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://goodbyemusic.blog.fc2.com/tb.php/96-158c6feb

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。